スタンバイパスはただのファストパスの代わりではない理由【勝手に解説します】

4 min
スポンサードリンク

みなさんこんにちはー、あっくんさんです。
今回は、今話題の「スタンバイパス」についてお話ししましょうか。

最近始まったパークの新制度「スタンバイパス」が話題ですね。実際は9月には実施していたのを対象アトラクションを増やして、12月22日にリニューアルしたとか。
実は、僕は全く知りませんでした……。

ネットニュース的には、パスポート料金が変動制になった事の方が話題かな?
まあパスポート料金が日によって変わるのはアメリカのパークではすでに導入済みだったみたいですし、合理的な考え方なので良いと思います。

それより今、最も熱いのが「スタンバイパス」ですね。
また新しいシステムが登場しました。一体何を考えているんだ、TDRは(笑)
このご時世、こんな分かりにくいシステムを入れるくらいなら、ファストパスで間に合わせればいいのに、と思いませんか?

そこには、当然何らかの意図があってやっているようですよ。

僕はもちろんこの制度を利用したことはありません。しかもここ10年以上両パークに行ってないという怠けぶり(笑)。なので完全に素人の考えで解説してみたいと思います。(完全な素人じゃないですけど)
※以下は僕の想像であり、実際の運営方法は各自でお調べ下さい。あくまで想像である点をご了承くださいね。

さあ、それでは出発でーす!

スポンサードリンク

スタンバイパスを超カンタンに言うと、ファストパスの簡易版

TDRが全く新しいことを始める時は、ひどい混乱が発生します。みんなわけが分からず大混乱。ゲストもキャストもシッチャカメッチャカになります。

だが、それが面白い……

とか言ってる場合じゃないぞ(笑)
ええい、何とかせいやTDR。と、言っても彼らは全く懲りずに複雑なシステムを次々と導入してきます。
だから、来園者が自らそれを知りに行かないと損をします。

昔っから、TDRは「知ってる人が得をする、知らない人は損をする」仕組みになってしまっているんですね。

で、スタンバイパスって何?
TDRの公式サイトを見てみましょう。

Q

スタンバイパスとはなんですか?

A

皆様に安全で快適にお楽しみいただくため、一部のアトラクションでは、通常の列にお並びいただく代わりに「スタンバイパス」の取得が必要となります。
「スタンバイパス」を取得すると、指定された時間に対象アトラクションの列にお並びいただけます。
(以下略)

取得というと、まるで紙のチケットを取るみたいですが、ファストパスと同様、アプリで取得するシステムです。全部のアトラクションが対象ではなく、一部の「待ち時間が増えそうなアトラクション」という点がファストパスと非常によく似ています。
超分かりやすく說明すると、ファストパスを超カンタンにしたもの、と言った方が理解が早いかと。
ただ、異なる点がいくつもあるので注意が必要ですね。

こういう時は公式サイトを参照するのが一番分かりやすいです。
ふむふむ、スタンバイパスとは、

「皆様に安全で快適にお楽しみいただくため、一部のアトラクションでは、通常の列にお並びいただく代わりに「スタンバイパス」の取得が必要となります。

だそうです。

「スタンバイパス」を取得すると、指定された時間に対象アトラクションの列にお並びいただけます。

並べるのは当たり前だね。

スタンバイパスを取得していない方は、対象アトラクションを利用できない場合があります。

なるほど、いわゆるファストパスと同じか。
と思ったら、甘ーーーい!
仕組みは同じですが、中身はかなり異なっているようです。それを説明しましょう。というか僕自身も知らないので、調べてみることにしました。
さあこの新しいサービスはお客様にとって便利なシステムなのでしょうか。

まずどうしても気になるのは、ファストパスとは違うの?

ここを読んでみましょうか。

スタンバイパスは、ファストパスと比べて施設入場から乗車までにお待ちいただく時間が長くなる可能性があります。

ええ〜〜〜〜やだ〜〜〜〜!
と、みんながブーブー言うのが目に見えるようだ(笑)

並ぶ時間が増えるというのが大きな違いですね。
なんで?という疑問はとりあえず置いておきましょう。あえてそう記述するということは待たされる可能性があるということ。

また1人でも多くのお客様に体験していただくため、ひとつの対象施設のスタンバイパス取得はおひとりにつき1日1回のみとなります。

な、何だってーー!
てことは、1日に1回しか乗れないの? それひどくない?
とがっかりしたあなた、まあ落ち着いて下さい。そこまで厳しいわけではないようです。これもあとで説明。

スタンバイパスは東京ディズニーリゾート・アプリでのみ取得できます。パーク内でスタンバイパスは発行しておりません。

アプリのみで取得できるということは、スマホを持ってないと利用できないの?なんて不親切な!とお怒りのお爺ちゃんもいそうですね…。
ここで明言してるということは、キッパリお断りするのかもしれません。
このようなスマホアプリを使ったサービスの場合、救済措置が取られているのが一般的です。おそらく何らかの方法でイレギュラー的扱いで利用できるようにしてくれると思うんですよね。絶対とは言いませんが。

ファストパスは指定の時間に戻ってくれば少ない待ち時間でアトラクションを利用できましたが、スタンバイパスは指定の時間にスタンバイの列に並ぶことができるものです。

これは、ファストパス自体が早く乗れる、を謳い文句にしているのもあります。スタンバイパスはおそらく待たせてしまうことを前提に運用するため、どうしても速く乗せることができないんですね。
そろそろその理由を解説しましょうか。
次の項目を読めば分かります。

ファストパスを取得していない方はスタンバイの列に並ぶことができましたが、スタンバイパスを取得していない方は対象アトラクションを利用できない場合があります(略)。

これが全てを物語っています。
つまり、これがファストパスとスタンバイパスの最も大きな違う点なんですね。
それを理解するには、まずはファストパスについてお話しましょうか。

FPには待ち時間調整機能があるが、スタンバイパスにはない

ご存知の通り、ファストパスは指定時間に来れば早い時間で乗れる予約券でした。
ファストパスは、スタンバイの列というもう一つの選択肢があるからファストパスなんですね。

意味分かりますか?

ファストパス導入アトラクションは、二つの列を交互に進めてお客様を乗せます。ファストパスが早く乗れるのは、スタンバイ列との比率で調整するから早くなるんです。時々ファストパスを持った方が多めにやってくることがあります。その時も、時間がかかり過ぎないように調整できるから早く乗れるわけです。

それに比べて、スタンバイパスは、もう一つの列がないんです。だから調整することができない。
もし特定の時間にたくさんの人が戻って来ても、調整ができないから順番待ちをするしかないわけです。

だからこういう表記をするしかないんです。
スタンバイパス運用時間中は、これしか選択肢がない。これがファストパスとの大きな違いです。

まだまだ疑問がたくさんありますが、今日はこのへんでおしまい。
なぜ1日一回だけなのか?
なぜこんなシステムを導入したのか?

これらの疑問は次回、ご説明しましょう!

それではみなさん、さようなら〜!

スポンサードリンク
あっくんさん

あっくんさん

元TDLにてアトラクションキャスト勤務を経験した十数年間を回想する場。このブログはそんな僕の、やすらぎの郷でございます(笑)。

FOLLOW

カテゴリー:
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です