みなさんこんにちはー、あっくんさんです。
ようやく緊急事態宣言も解除されて、日常が少しつづ戻ってきそうな気配ですね。
しかし東京ディズニーリゾートは、相変わらず臨時休園を継続するとのこと。
東京ディズニーランド / 東京ディズニーシー 臨時休園の継続および今後のパーク運営について
うわぁ~~って感じですねぇ。
ディズニーパークファンは、なかなかつらい日々を送っているかと思います。
他の遊園地やレジャー施設は徐々に営業を開始しているようですが、なぜTDRは運営再開しないのでしょうか。
TDRだって営業再開しないとどんどん負担ばかり増えていって、経営的に困るのではないのでしょうか。
それなら一刻も早く再開して、少しでも利益を回収した方が……と余計なお世話もしたくなりますよね。
そこで僕も余計なお世話をしてみようかと思います(笑)。
TDRが営業再開しない理由を考えてみます。
なぜできないのか。
それではみなさん、いってらっしゃーい!
目次
ソーシャルディスタンスを維持しながらのパーク運営は難易度が高すぎる
再開すると一気に大勢の人々が押し寄せてきて、入場制限するほどの大混雑になると予想されます。
かれこれ3ヶ月近くもパークに入れず、ディズニー世界に飢えた「ディズニー」狼どもがよだれを垂らして乗り込んできますからね(笑)
そりゃ大パニックになるでしょう。
もちろん、大きなイベントもパレードもショーも全部やりませんよ、と断ったとしても。
となると、大問題です。
そう、ソーシャルディスタンスが維持できないのです。
お客さん同士がくっつかないように、あちらこちらの施設で工夫をこらさないといけません。
パーク内の施設で、人と人が接近するとしたら、どのような状況が考えられるか。
まず、アトラクションはヤバいですね。列に並ぶ際も、距離を開けて並んでもらわないといけない。
うーん、どんどん列が伸びて大変なことになるのが明らか過ぎますねぇ……。
乗り物に乗っても、座席の間隔を開けて座ってもらうので、乗れる人数が少なくなります。
つまり、待ち時間が増えるということ。
スプラッシュなんか8人乗りですけど、きっと1列目と4列目だけ座らせるんじゃないかな。
他のアトラクションだって同じように開ける。ビッグサンダーマウンテンは1番、4番、7番、10番、13番とかかな。スペースマウンテンは1番、3番、6番とか。
ジャングルクルーズは大変ですね。1台のボートに10名すら乗れない。きっと3組くらい?のグループを間隔を開けて座らせるとかかな。乗れてせいぜい7〜8名でしょう。
カヌーは、ゲストが少ないということは漕ぐ人が少ないわけで、全然進まない(泣)。
地獄だな……あ、キャストにとっては、ですけど。
ミートミッキーはやっぱり、ミッキーがマスクをして登場するんでしょうか。正直、見たくねーな(笑)
まあそんな感じで、全般的に、待ち時間がえらい増えます。
レストランは席を開ければなんとかなりそうです。もちろん、入店制限をするでしょう。
ショップも大変ですね。買い物も入店できる人を制限して、一組出たら次のグループを入れる、とか。
パレードは中止。人がたくさん集まってきますから、当分やらないでしょう。
イベントも、ランドなら城前のショーはできないし、シーも海の周辺は集客できないので不可。
今年のハロウィン、クリスマスのイベントはなし、ですね。
ランドの大規模開発エリアも、再開したとしても当面オープンしないでしょう。
もしオープンしたら、大勢の人がやって来るけど、間違いなく入場制限するでしょうし。
パーク全体の入園人数すら制限する(入場制限の条件を厳しくする)かもしれないですし。
しかし、それでもやらざるを得ないのがディズニーのテーマパーク。
ずいぶん寂しいパークになりそうです。
しかし、それでも再開はできないと思います。
なぜか。
最大の問題は、リスク管理が保証できないから
僕が考える一番の理由は、「リスク管理」が完璧に行えないから、です。
ソーシャルディスタンスを十分に、念入りにやったとします。(当然やりますけどね)
でも、一日数万人のお客様が来園するでしょうね。
この舞浜の立地で開園したら、当然ながら東京都民をはじめ近郊の人たちがやってきます。
日本で最も感染数の多い、都民がやってくるわけで。
一日でも来園した人が、あとで感染したと判明したら。当然、ディズニーランド・シーに行ったと言いますよね。
それ、ディズニーに遊びに行ったから感染した、と言っているのと同義なんですよ。
十分すぎるほど対策して開園したのに、
「私はTDRで感染させられた!」
って言われているのと同じなんです。
たとえ本人がそう言ったわけじゃなくても、ね。
そんな、証拠のない現象まで、責任を取らされる。
それがTDRの宿命なんです。
そうなったら、再び「休園させられる」のは確実です。
自分たちで決めた休園じゃなく、世間から休園させられてしまう、のです。
それくらい、TDRは大きな責任を担っているんですよね。
さらに、外国人も来たら、拒めない。
マスクをしない外国人が大勢やってきて平気な顔で、我が物顔でパーク内を歩いている。
それ、日本人は我慢できるんだろうか、という問題もあります。
それでも、再開の可能性は残されている
でも、ひょっとしたら、再開するんじゃないか、という一縷の望みはあります。
それは、タイミングです。
もし再開するとしたら、今しかできないと思います。
来月になると、夏休みが近くなります。
夏休みに再開なんて絶対できません。
準備が整っておらず、ソーシャルディスタンスの運営スキルが蓄積されていないうちに夏休みを迎えるのは危険すぎる。
かと言って、秋まで待つなんて、それ以上にできない相談です。
もう限界も近づいている。経営的問題より、お客さんの方が我慢できなくなっている。
それなら、梅雨の季節に試験的に再開する方が良策かもしれないのです。
仮に今、再開するとしましょうか。
6月中旬から再開するとします。
パレードなし、イベントなし、キャラクターも原則出ない(人を集めないために)。
新エリアのオープンもなし。
新しいイベントは全部やらない。レストランのショーも、キャラグリもなし。
ただ、基本的な運営のみをCMなどで告知して、再開に臨む。
しかも、雨がガンガン降っている梅雨の日に始める。
雨だから、イベントがやってなくても、気分的にまあしょうがないか、となる。
最大のメリットは、人があまり来ないということ。
雨が降っているのに遊びに来るなんて、物好きな人だけですからね。
どうしても遊びたい人しか来ない。
そんな状態なら、ソーシャルディスタンスを維持したパーク運営を、試行錯誤しながらやっていくことができるんです。
いわば予行練習ですね。
そしてある程度、ノウハウが蓄積できたところで、夏休みを迎える。
それなら、今後の混雑日を乗り切るスキルが得られる。
夏が終わったら秋、ハロウィンシーズンが来ます。その時に備える準備期間が確保できる。
6月中旬、梅雨に突入してからが勝負かもしれません。
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と、まああれこれ考えても、結局決めるのはオリエンタルランド社ですから。
やっぱり休園したままのTDRは寂しいですよね。
オリエンタルランド社の英断を期待して待ちましょう。
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それでは今日はこのへんで。
このあとも、夢の魔法の王国、東京ディズニーリゾートでごゆっくりお楽しみくださーい!
(となるといいですね!)