みなさんこんにちはー!
あっくんさんです。
お久しぶりですね!
今回は思うことがあり、タイトルにもある通り、キャストの待遇についてお話してみようと思います。
いやね、給与明細の話をもう少し書こうと思っていたら、話がそれちゃって、方向が違ってきたのでこっちに別に書こうと思ったんですよね。
でね、今後のキャストの待遇って、どうなるんでしょうね?
ようやくコロナの臨時休園の影響から回復し、徐々に元のにぎわいを見せているTDRですが。
以前とはちょっと違う様相を見せていて、ゲストの皆さんもなんだかざわついている感じでしょ。
もちろんゲストのみなさんがパークの主役なんですけど。
それ以前に、キャストのみんなが健全に働けないと、パークが正常運営に戻ったとは言えないんですよ。
というわけで、今回はキャストの待遇についてです。
それではみなさん、出発ですぞい!
目次
昔の待遇、今の待遇
まずは時給のお話からしましょうか。
僕が現役でやっていたころは基本時給が900円でした。
それが今は、アトラクションキャストで1180円???
ちょ、羨ましい!
アトラクションキャスト | 東京ディズニーリゾート キャスティングセンター
基本時給+調整給とあるけど、調整給はおそらく初期の頃のマイナス時給がない場合だろうと思います。
他になにか、ちょっとしたプラス要素が入っているのかも。
かなり前に、アトラクションは時給が1000円になったと聞きました。(アトラクションはキャストの中では最低給です)
それから変わったようにも思えないので、調整給は何かしらの名称をつけて存在しているのかも。たとえば着替手当のような。
僕らの時代は評価給があったけど、それは勤務時間が一定経過ごとに増えるものだから、ここには入っていないでしょう。
今も昇給は微々たるものでしょうが、あるはず。
と思ってみていたら。
採用に伴い引っ越しされる方へ | 東京ディズニーリゾートキャスティングセンター
すげー!
今は不動産の紹介・割引制度まであるのか。
浦安、舞浜付近ってけっこう家賃が高かったはず。これはいい制度ですねー。
でも逆に辞めづらくなりそう。笑
辞めたら割引がなくなっちゃうんでしょ。あ、でも仲介手数料の割引なら、住み続けるのは問題ないか。
いったん辞めて、また復帰するのもありってことね笑
逆に言うと、それだけ深刻な人手不足なんですね。
大胆予測:今後のキャスト需要とOLCの待遇改善は望めるか?
さて、ここからは僕の大胆な予測をしてみます。
今、パークのサービスクオリティが結構問題になってるじゃないですか。
ショー、イベントの質が明らかに低下していると。
ダンサーをはじめ、出演者が単純に減っていたり、演出もしょぼくなっていて、以前からのファンのみなさんがかなりご立腹されています。
その上パスポート料金が値上げされたんではかなわんと。
年パスもまだ復活しないし、ゲストの負担ばかりが増えて金額あたりのお楽しみ度もダダ下がり。
こんなことをやっていては、TDRのレベルもガタ落ちですよ。一般ゲストに見限られるのも時間の問題じゃないですか。
と思ってる人々が増えてきているんです!
なーんてね。
イベントの質の低下うんぬんに関しては、僕は特に言うことはなくて。
昔からそこに注目しているマニアの方々は、質の低下を嘆いていると思いますが、一般ゲストはきっと気づかない程度の変更であり、いつの時代にもあった経費削減の一環だと思っています。
無制限に予算をかければ贅沢なイベントも作れるでしょうが、テーマパークはやっぱ利益を出してなんぼですから。
脱コロナの時期はまだまだ続くので、厳しいですが、収益が回復するまではしょっぱいクオリティでこらえるしかないですね。
さて。
僕が語るのは、キャストの待遇ですよ。
これからキャストになりたい人が、なってもいいものか?
自分の実体験と、そこから敷衍して現在の公開されている待遇を見て、これからやってくる時代を予想してみる。
今年から数年かけて、相当に向上すると思います。
その根拠は?
まず、現在時点の就業人数が、日本国内全体で急激に減少しているんですね。もちろん少子化の影響です。
キャストとして理想的な年代は20代前半。この年代の方が今、相当減っています。少なくとも20年前と比べても少ない。
その上、接客サービスをまともにできる、まともな若者が限られている。若ければなんでもいいってわけじゃない。髪を金髪にしたり素行に問題がある子はやっぱり今でも就業させられない。
僕がいた時代でも、中高年(40代〜)の人材が少しずつ増えていました。30年前は考えられなかった。バックステージならけっこういましたが、オンステージに出る方で40代なんてごくわずかだった。
しかも2つのパークで雇用を確保しなくちゃいけない。
単なるアルバイトを採用するのとはわけが違う。
これからTDRは高価格戦略に転換するわけです。パスポート料金を釣り上げて、質を高めて客単価を上げる方向に舵を切りました。
キャスト一人あたりのクオリティを高め、少数精鋭の方向へ向かっているんです。雇用確保が難しいのもあって、そうせざるを得ないんです。
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000920806.pdf
この資料は派遣の賃金ですが、アルバイトもほとんど同様の現象が起こっているはず。
年々時給は上昇しています。物価上昇のせいもありますし、昨今の世界的潮流を見ても、賃金の上昇は否定できない現実と言っていい。
暴論ですかね?
そうは思いません。
先に挙げたTDRキャスティングセンターのページを見ても、基本給で1180円と知って、これは来たな、って思いましたよ。
まともな人材を確保したかったら、まともな報酬を差し出さないとならない時代が来ているんですね。
もちろん正社員と比較したら明らかに一段下ですが。一生を捧げる職業ではないことは承知の上で。
これからの若者は、こういう経験を積むこと自体を目的とした就業ってありだと思うんです。少なくとも関東圏に住んでいる方は、やってみる価値はあると思います。
番外編:中高年のTDRにおける需要は?
昔ね、アメリカのパークではおじいさんのキャストがいて、マークトウェイン号とかの船員をやっていると聞いたことがあります。
確かに、蒸気船の船員でおじいさんがやっていたら、すごくいい雰囲気になるでしょうね。
そういった、若いだけがキャストじゃないってのはありです。
そのうち高齢者のキャストがポツポツ出てきてもいいのかなって思いますね。
中には、若いうちに稼ぎ切ってFIREしてアーリーリタイアした人とかが、社会とのつながりを求めて低賃金でもいいから働くとか。
そういう人も出てくると思います。
僕は…もしそうなったら復帰してもいいかも。
でも実際は、たぶんやらないでしょうね笑
とか言ってこっそり復帰してたら、僕を探しに来てください🥹
というわけで、今回はここでおしまい。
それではみなさん、さようならー