どうすればディズニーキャストとして希望の職種に就けるのか

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もうね、この質問はディズニーキャストになりたい人がみーんな思っていることだと思います。

どうしたら、自分がやりたい職場に行けるのか。

どうしたら、あの憧れのコスチュームを着て、お仕事ができるのか。

お答えしましょう。

運です!

……すみません(笑)

それを言っちゃあ、おしまいですね。

まず、サテライトへ行って、希望を伝えてみましょう。
もしダメならその理由を聞いてみるといいです。

人が足りてるからダメなのか、(埋まってしまったとか)自分に適性がないからダメなのか。あるいは通勤時間がかかり過ぎるとNGが出るようです。あまり遠過ぎる人は負担になりますからね。

僕の時代は交通費の支給が上限5万円だったんですが、5万円も使うなんてどれだけ遠かったんでしょうかって感じです。
片道3時間くらいかけているってことかな?

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スプラッシュには遠距離キャストのための特別シフトがあった

むかしむかしの話。

オープン当初のスプラッシュマウンテンには、通勤に片道2時間半かかるキャストがいました。たしか八王子の向こう側あたりに住んでいたのかな。

閉園時間の夜22時まで勤務すると終電を逃してしまうため、途中で帰れるシフトしか入れないのです。
しかも朝は始発に乗っても早番のシフトに入れない。だから中間のシフトしか入れずかわいそうでしたね。

スプラッシュにはミドルシフトで11:30〜18:30のシフトがあったんだけど、そのシフトしか入れなかった。でもその時間帯の勤務は4人だけ。その4人に、彼女は必ず入っていたという(笑)。

で、あまりにもかわいそうだからということで、当時のリードが特別にその人のために、遅番シフトに20時45分上がりのシフトを作ってくれたのです。
(本当は最後まで残って欲しいけど途中で帰るシフト)

オープン当初は超忙しくて、一人でも欠けるとキツかったんですけど、そこを何とかみんなでカバーするようにしよう、となって生まれたシフトです。
20時45分に彼女が帰るから、そこから一人減る。減るのはゲスコンです。

ちょうどこの時間帯は、花火が20時30分に打ち上がって、その後見終わったゲストが、

「さあ〜花火も見たし、最後にスプラッシュマウンテンに乗って帰ろうか」
なーんて考える時間帯です。

しかも、大体この時間帯は、閉園時間に合わせて入場をストップさせないといけない時間なのです。

なぜならば、大体この時間に待ち時間はまだ90分くらいあったんです。で、閉園時間は22時。そう、20:30に並んで90分待ちということは、乗るのは22時なんです。

つまり、ここで入場を止めないと、いつまでたっても終わらない。だから新たな入場を止める時間です。

入場を止めるには、列の最後尾にキャストがつきます。
新たに並ぼうとしてやってきたゲストに、「もう終了しました」と告知しなければならない。

でもゲストは、どうしても乗りたいとなると、僕らキャストの目をかいくぐってやってきては、最後尾に並ぼうとします。
だから、最後尾に一人キャストをつける。

で、来たゲストをお断りするんです。

でも最後尾に一人キャストを取られるということは、別の作業をする人が一人減るんです。
こうなると、外でゲスコンをしている我々キャストは急にキツくなる。

少ない人数でやりくりしないといけない。だから本当は超辛かったりして。でも彼女のために、リードが特別シフトを作ろうとなった。

その人の名前を取って、『半ちゃんシフト』ってみんな呼んでました。

「あ、俺、明日は半ちゃんシフトだ」
とか言ってね。

希望の職種がない場合は一度パスして次の機会を待つのもあり

そんなキャストに優しいシフトばかりでないのはご存知の通りで、ほとんどの職場はギリギリまで人件費を削って運営しています。やはり通勤に負担のかかる人は採用されにくいのが通例です。

思い切って舞浜の近くに引っ越す人もいました。専業で採用された後で、ある程度お金が溜まってから近所に引っ越す人は少なくないです。

人が足りてるから、枠が埋まってしまったから、がNGの理由なら、次のチャンスまで待つべきだと思います。はっきり理由を伝えて今回は辞退したいと伝えます。

そして次のチャンスを待ちます。

サテライトは年に2〜3回あるはずなので、情報をこまめにチェックして機会を伺いましょう。

ただし。
おそらく面接官の方は、せっかく応募してくれたのだからと、別の職種を紹介してくれるはずです。

例えば希望の職種の、比較的近い部署とかをいくつか挙げてくれるでしょう。

さて、ここで僕からの提案。

絶対どうしてもあのコスチュームを着たいんだ、などの強い願望があるなら別ですけど。
もしそうでないなら。

せっかくの機会だから別の職場の勤務でもいいかなと思ったら、ひとまずやってみることをお勧めします。

なぜなら、やってみないことには面白いかどうか分からないからです。
やってみたら案外面白いかもしれませんよ。

もしやってみてつまらなかったら、一度退職すればいいんです。

退職する時、必ず聞かれることがあります。

また復帰する予定はありますか? と。

これは、今回辞めるけど、またやりたいな、と言う気持ちが今ありますか? ということ。

復帰する気持ちが残っている人は、その人のデータを確か2年間保存してくれるんです。

そして、戻ってきた時は、以前の従業員番号が復活して使えるんです。

たかが従業員番号なんですけど、けっこう大事ですよ。これは、累積勤務時間にも反映されるはず。

以前僕が現役だった頃は、1000時間おきにもらえるちょっとしたボーナスにも累積勤務時間が影響してきますので、大事なんです。

逆に、あまりにも強過ぎる願望にこだわって、いざ夢が叶って勤務し始めたら、人間関係に疲れてしまって一気に覚めてしまい、辞めたくなるかもです。

僕は、その方がかえって不幸な気がします。

キャストは夢のあるお仕事です。あなたが自分の夢を叶えるためにベストな選択をすることを願っています。

採用されたら、職場の勤務中のキャストを観察するといいかも

あと、一つ大切な心構えをお話しましょう。
もし無事に採用が決まったら。

何度もパークを訪れて遊びに行ったことがあり、ある程度現場を知っているのであれば、きっとイメージしやすいでしょう。

採用が決定して具体的な部署も知らされた場合、もしも機会があるなら、一度来園してその職場のキャストの勤務ぶりを見学するとよいと思います。

オンステージ勤務の場合に限りますが。
実際に勤務している方の姿を見ておくことは、想像以上に不安を解消してくれます。

ただし。何でもかんでも見ておけばいいというものでもありません! 見たことで逆にプレッシャーになる可能性もあります。

特にハードな部署だと、その恐れが非常に高いので注意が必要です。
混雑日に見に行って、殺人的な忙しさに翻弄されている現場のキャストを見たら、怖気付いてしまうかも(笑)。
時にパークは凄まじい混乱に飲み込まれますので……。

でもこれは宿命のようなものなので避けることは不可能。

だから、混雑が予想される日なら見に行かない方がいいと思います。
「私に、こんなスゴい状態の中で勤務できるんだろうか?」と焦ってしまうかも。

でも慣れてくると、むしろ超忙しい方が充実していて燃えますよ(笑)

「よおーし、やってやるぞおおおおおぉぉぉぉお!!!!!!」

ってテンションが上がります(笑)。

そうなったら、一人前のキャストです。
いや本当に。

もしあなたがそんな気持ちになれたら、僕としてはめっちゃ嬉しいです。

だってそれこそ、ディズニーキャストの最大の醍醐味なんですよ。

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あっくんさん

あっくんさん

元TDLにてアトラクションキャスト勤務を経験した十数年間を回想する場。このブログはそんな僕の、やすらぎの郷でございます(笑)。

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