みなさんこんにちは~!
あっくんさんです。
今回は、お仕事のお話です。
お金にまつわるお話と、仕事への向き合い方についてを語ります。
なぜかというと、ちょっと今、仕事の話を書いているからです。かなりのボリュームになってしまったので、書籍形式で出す予定です。
ところで。
キャストの仕事って基本バイトじゃないですか。時給制だから一定額しかもらえないわけです。
キャストに限らずバイト仕事をしていると、一生懸命頑張っている人とそうでない人がいますよね。
頑張っている人はいいんですけどそうでない人。彼らはこう考えています。
「だって頑張っても頑張らなくても給料は同じじゃん。やるだけ損だよね」
確かに、その通り。
じゃあ、あなたはどうですか?(バイトしたことのない人は)どうしますか?
一生懸命やる人?それともやらない人?
今回はそんなお話です。
さあ出発でーす!
目次
給料が同じなら楽をした方が効率的ではあるが……
どうせ同じ分しかもらえないなら、楽にやった方が効率的だし無駄がない。いやそもそもモチベーションが上がらないし、適当でいいんじゃないの。
理屈の上ではその通りです。
僕も、適当にやってる人も基本同じ給料なんだろうな、それだったら一生懸命やる意味ってあるのかな?と考えていました。
キャストの時給は、評価されることで若干上がります。
僕のいた時代は、確か累積勤務時間が1500時間を超えると、初回の評価がつきました。時給が上がるタイミングがやってくるのです。
その時に、最大で30円上がります。アトラクションキャストは基本給が900円、そこにプラスされるのです。
僕は平均的な評価?で15円アップでしたね。その次の評価が2500時間、以降1000時間おきにまた時給アップのタイミングがやって来ていたと思います。
まあその程度だったけど、評価はちょっとだけ反映していました。
ただ、それだけのために毎日の勤務で頑張り続けるのは割りに合わないのでは?と思っていました。たぶん労力に見合わないんじゃないかなと思います。
もしもっともっと頑張っていたら、初回に30円アップしていたかもしれませんけどね。
それにしても。たったこれだけのために、普段から頑張りますか。
頑張れますか?
30円時給がアップしても、月に150時間勤務があったとしたら、4500円の増額に過ぎません。15円なら2250円ですよ。
それだけのために、ずっと頑張っているのは、かなりしんどくないですかね……。
僕はちょっとご遠慮したいなと思ってました(笑)。
では、やっぱり頑張るのは損?
ですよね、普通に考えた場合は。
働いた対価がお金だけ、は最も損をしている働き方
日々の勤務を続けているうちに、気づいたことがあります。
それは、何のために仕事をしているか、です。いや、給料のためだろっていうのは分かってますよ。
でも、それだけですか? っていう。
ただお金のためになら、そもそもバイトを続けること自体が無駄じゃねーの?と。
そう、さっさとバイトなんか辞めて、もっと給与の高い社員になればいいじゃんってことですよ。
そうじゃないとしたら、他に何か得られるものがあるから、だよね?
そう僕は気づきました。
(学生でもないのに)お金目的でバイト仕事はかなり無駄な方法だぞ、と。
では、何を得るのか?
それこそが僕の目的だったんです。
つまり、貴重な体験です。
ここでしか得られない貴重な体験を重ねたい。
世界中のどこにもない、ここだけの体験をしてやるんだ。
それこそが自分の徹底的な、確信的な武器になる。
そう思うからこそキャストを続けてやるんだ、と。
ただ給料だけをもらうやり方は、一番つまらない仕事の仕方だって気づいたんです。
★
でも、それだけなら、一生懸命頑張るのとは話が別なんじゃないの?
貴重な体験なら、頑張らなくてもできるじゃん。
適当に仕事していれば貴重な経験が自然とできているわけなんだから。
さあ、それで僕は何を考えたのか。
貴重な体験は、ただ待っているだけではやってこないのでは? ということ。
まあ日々の勤務はずっと続きますよ。
その中で出くわす貴重な、珍しい体験は次第に減ってくるんです。そりゃそうですよね。毎日同じことを繰り返していれば飽きるし、新鮮味もなくなる。
違うんですよ。
長期間やっているうちに、退屈な日々のスキマに貴重度が高い何かが隠れていて。
そこに行き着きたいなら、普段から頑張っておかないと飛び込めないスキマがあったんですね。
なんじゃそりゃ、って思いました?
デビューから2年目〜3年目あたりで、リードから評価を得ることをとっくに放棄した僕でしたけど、そこに発見があったんです。
新しい体験は、頑張り次第で向こうから近づいてくるのでは?
ということに。
誰かに評価されてのことではなく、必死に動いている奴のところに、新しい流れがやってくる。
そして、そのトライアンドエラーの先頭に、立つ機会がやって来るんです。
時給のためでなくリードから褒められるでもなく、寡黙にやるべきことを続けている奴の下に、より貴重な体験がササッと滑り込んでくるんです。
それを、掴みたい。
誰に言われたんでもなく、それに気づいてしまったんですよ。
だから、
「手を抜くのはまずいな、もったいないぞ」と思ったんですね。
それ以来、僕は何だか分かんないけど、一生懸命やってるヤツになっておこうと思ったんです。
それだけです。
きっとよく分からないな……と思った方、多いと思います。
今回は、ちょっと漠然としたお話になってしまいました。
★
それではこのあとも、舞浜逗留亭でごゆっくりお楽しみくださ〜い!
2 件のコメント
働くことは単純に楽しい
いい仲間と一緒とか好きな仕事なら無条件にね(*^ー゚)
好きな仕事と良き仲間。
それこそが理想の職場であり、天職なのかもしれないですねー