テレビの取材がキャンセルになった話

2 min
テレビカメラ撮影
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みなさんこんにちはー、あっくんさんです!

舞浜戦記の最新作で、リードのJBさんが登場しました。

彼は普段はとても面白い人でみんなの人気者でした。だから、本作のようにいつもキレてるわけじゃありませんので、一応お断りしておきます。

彼はタレントでいうと出川哲朗に似ていますが、それを言うと怒ります(笑)
「うるせえよ!」って。

あ、思わず言っちゃった(笑)
本人には内緒でお願いしますねー。

さて、彼がまだスプラッシュの責任者だった頃の話です。

テレビの取材が来る企画があったそうなんです。
まあテレビの取材なんて日常茶飯事なので、別段珍しくありません。

なんならTBSの「王様のブランチ」の放送が始まった初期の頃なんて、毎週のように取材が入っていましたし。

ある日、王ブラの生中継の取材が朝からやってきました。

テレビカメラが回っていて、スプラッシュ・マウンテンの入口をゲストが入っていく様子を撮影していたんですね。

僕は撮影には気づいていたんですが、ちょうど忙しい時だったので、こっちは忙しいんだよ〜、ああー忙しい〜とばかりに、平然とカメラの前を横切ってやりました(笑)

その日仕事が休みだったキャストの子が、自宅で王様のブランチを見ていたらしく。
「あっくんさん映ってましたよ」と言われ。

ふっふっふ、ザマアミロと思いました(笑)

やっぱひねくれてますね、僕。

というわけで、そろそろ出発しましょう。
それでは行ってらっしゃーい!

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取材の内容は某芸能人のアルバイト体験

さて、ある日のこと。

僕がタワーにいる時。JBさんもその場にいました。
タワーというのはアトラクションの管制室みたいなところで、モニタカメラが撮影した内部の映像を、表示しているような場所です。

ポジションなので、僕はそこについて、モニタを監視していたんです。

そこへ、JBさんが話しかけてきました。
それほど忙しくない平日だったので、JBさんも暇だったのでしょう。

「この間さ、フジテレビが取材を申し込んできたんだよ」
と言います。

「へえー、そうなんですか」
と答えましたが、別にいつものことだし珍しくないでしょ、と思ったんですね。

「ウ◯チャンナンチャンの番組で、アルバイトの体験をするヤツあるじゃん。あれで、スプラッシュのキャスト体験をやりたいって言って来てさ」

おお!マジか!(笑)

「でも、(ポジションを)やるにしてもトレーニングが必要だろ」

「ですねー」

「じゃあ、トレーニングに何時間かけられるかって聞いたらさ、2時間しかできないって」

は? たった2時間?

あ、アホか…。

「そんな短い時間じゃ、無理っすよ」

「だろ。だから断ったよ」

「うーん……仕方ないですね」

そりゃそうなんですよ。

だってスプラッシュマウンテンキャストのトレーニングは、正味26.5時間かけていたんです。

それでも必要最低限の基礎知識・基本的作業のみに絞り込んで、新人さんにギュウギュウの詰め込み教育で、動作とスピール(喋る内容)も含めて、頭と体に叩き込んでいきます。

でもどうしても覚えきれなくて、最後の日に習得できているか確認していくと、肝心な項目が抜け落ちて出てこないわけです。
だから、全然できなくて質問に答えられず、泣き出してしまう子がけっこういるんですよね。

それなのに、たった2時間でポジションをやろうなんて、絶対ムリなんですよ。

たとえ、一つのポジションだけだとしても、そのポジションだけできればいいというものでもないし。
一つのポジションをやるということは、他のポジションの状況も含めて把握し行動できないといけないんです。
決してお飾りじゃない。

アトラクションキャストは、各人が施設全体の動きを把握しながら運営をしているので、自分の配置している場所以外にも気を配れないと、あらゆる事象に対応できないんです。

せっかくウ◯チャンナンチャンに会えるチャンスだったんですが(笑)、残念でした。

まあ、ディズニーのパークに芸能人はしょっちゅう来ますからねぇ。

今回はこれだけ。

それではみなさん、さようならー!

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あっくんさん

あっくんさん

元TDLにてアトラクションキャスト勤務を経験した十数年間を回想する場。このブログはそんな僕の、やすらぎの郷でございます(笑)。

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