ディズニーキャストになる時、希望の部署に入ることは本当に不可能なのか?【2・昔あった奇跡】

4 min
朝焼の風景
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みなさんこんにちはー!
あっくんさんです。

 

前回、キャストになりたい人向けに、希望の職場へ入れるのか?を書きました。

でも…

結論は、

希望が叶う人は叶う、叶わない人は叶わない

という、身もふたもない結論になってしまいました。

しかしそれでは、僕が書いた意味がないっ!
とも思いまして。

この世には夢も希望もない。で終わらせるのは正直、面白くないんですよね。
奇跡はどこかにある、というお話もしておきましょう。

昔聞いた、ありえないような、ホントの話を少しだけします。

めったにないことだから、こんなことがまた起こり得るのか、分かりません。でも全然起こらないとも言い切れない、と思います。

今では起こり得ないと思いますので、こんなレアケースをお伝えするのが果たして良いことか、迷いました。

まあ大昔の伝説みたいなものだと思ってお読みください(笑)
昔あったからと言って、今もあるとは限りませんよー♪ってこと。

それでは〜、出発してみましょうかあっ!

行ってらっしゃーいっ!

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昔あった、奇跡の採用例1【友達と一緒に採用】

スプラッシュ・マウンテンのごく初期の頃。
始まって少ししたくらい。

オープニングキャストだったPちゃんの例をご紹介します。
当時、20代前半くらいの女性キャストです。

彼女には同じスプラッシュに大の仲良しがいました。
その友達をしのちゃんと言います。

僕はたまたま家が同じ方向だったので、Pちゃんとは時々同じ電車に乗って帰っていたんですね。

しのちゃんは一年ほど勤務した後、退職し、Pちゃんは残りました。

ある日、僕とPちゃんで帰った時のこと。

「そう言えばしのちゃんと仲、良かったよね」
「はい、親友なんです」

2人は、勤務中や休憩中も自由な時間はいつも一緒にいたんですよ。
やたらと仲いいなー、と思ってたんです。

「そう言えば、しのちゃん、辞めちゃったね」
「はい。でもいつも会ってるんですよ」
「へー。そっか」
「地元が一緒で」
「あ、そうなんだ」
「元々友達だったんですよ」

ん?

「元々?」
「はい。スプラッシュに入る前から。ディズニーで働こうって言って、一緒にサテライトに行ったんです。そしたら2人とも受かって、同じスプラッシュに入れて」

なぬ!

「マジか!すごいな!」
「まさか一緒に同じアトラクションに入れるとは思いませんでした(笑)」

2人は同じサテライトの会場へ行き、一緒に面接を受けたらしいです。

友達と一緒に受けに行って、二人とも採用はそれほど珍しくないんですが。

一緒に受けて同じ部署で採用って……

こんなこともあるんですねー。

 

 

 

 

と、ふと昔を思い出して。

それって、結構あったような気が…

オリエンタルランド社は、キャスト募集の際に、お友達と一緒に受けに来て下さい、みたいな告知を抱いていたのを思い出しました。

ひょっとしたら、お友達採用ってあるかもですね。

昔あった、奇跡の採用例2【リードが直接スカウト?一緒に採用】

確か、2001年の春に入ってきた土日キャスト、学生さんだったSちゃんとNさんは共に学生。
土日勤務の女性キャストだ。
やっぱり仲がいい。

ある日の夜。その日遅番勤務を終えて、閉園後のパークを横切って帰る時。
たまたまサテライトの話になった。

「私達、一緒に受けたんですよ」

とSちゃん。

「ふーん」
「あと、Iちゃんも一緒だったんです」
「あ、そうなんだ」
「私達、シンイチさんに面接受けたんですよ」
「なぬ!」

シンイチさんとは、当時のリード(責任者)の一人である。
リードが面接?と不思議に思うだろう。でもこれは別に不思議でもない。

実は各ロケーション(職場)のリード達は、時々サテライトのお手伝いに行く(駆り出される)ことがある。
大量採用の季節は、人手が足りないために、面接官を務めることがあったのだ。

「私達、一緒に面接を受けて、その人がシンイチさんだったんです」
「それで、みんな一緒にスプラッシュに来なよ!って言われて決まりました笑」

だって。

….ありえない(笑)

リード自ら自分のアトラクションへスカウトするとは!
そんな話、聞いたことがない。
後日、その話をシンイチ君にしてみた。

「あ、そうそう。あの3人は俺が引っ張って来たんだよ。話してたら、みんな面白い子だったからさ」

面白かったから…。

何を話したかは聞かなかったが、そんなことができるんだ…と驚いたものです(笑)

こんなのは超レアケースですが、昔あった本当の話ということで。

知ったからと言って今通用するわけじゃないんですけどね。
だからこんなことがこれからもあるなんて、期待しちゃダメですからね〜(笑)

 

希望が叶わなかったら、お試し感覚で働いてみて価値観を更新しよう

一般的に考えて。
少数の枠に大勢の人が集中する場合、希望が叶う人より外れる人の方が多いです。
人気の部署(時代によって違う)は、競争率が高いのです。

ということは、
望んだ職場より、希望ではない職場に行く人の方が多いのです。

それと、誰もが希望する職種があって面接を受けるわけではありません。
必ずしも期待が裏切られるとは言えないです。

僕は、期待するなとは言いません。

と同時に、叶わなくても失望するな、と言いたい。

希望が叶わないからと言って失望することが、未来の可能性を狭めるから。

希望しない職場で採用が決まった時、それが合わないかどうかは実際にやってみないと分からないんです。

僕だって、自分が希望して実際に行けたアトラクションは、スプラッシュとビッグサンダー・マウンテンだけで、それ以外は向こうからやってきた話ですからね。

やりたいと思ってやったわけじゃない仕事もある。
でもやってみると、意外と面白さが見つかったりします。

むしろ、何が面白いか、自分に合っているかは、やってみないと分からなかったりするもの。

それを、自分の希望だけにこだわってそれ以外の選択肢を全て拒否すると、とても狭い視野でしか世界を見られなくなります。

それって、得られるものより失うものの方が多いんじゃないかと思いますよ。

また、望みの職場に入れたとして。

いざ中に入ったら、人間関係が最悪だったり、めちゃくちゃハードな職場だったりしたら?

ガッカリしてしまうでしょうね。
あんなに憧れていただけにショックを受けるかも。それをきっかけに、ディズニー全体を嫌いになってしまうことだってあるかも。

僕はその方が良くない結果に終わりそうで、心配です。

だから、もし面接を受けて希望する以外の職場に決まったら、とりあえず試して欲しいんです。

結果、どうしても合わないなと思ったら契約を更新しなければいいだけ。
ある程度の期間は続けないと面白さは分かりません。せめて3ヶ月は続けた方がいいですよ。

気軽に入って、気軽に辞める。

会社はそういうの、否定するかもですが、僕はありだと思います。

そうやって、一度入って働いて、いったん辞めて再雇用で入ってきた人って、無数にいますからご安心を(笑)

何ごとも、試してみるって大事です。

体験してみて、それで自分の価値観をリセットし更新しましょう。

希望は持ち続けろってことですね。

それではみなさん、さようなら〜!

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あっくんさん

あっくんさん

元TDLにてアトラクションキャスト勤務を経験した十数年間を回想する場。このブログはそんな僕の、やすらぎの郷でございます(笑)。

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