みなさんこんにちはー、あっくんさんです。
ちょっとヤフー知恵袋を読んでいたら、こんな相談がありました。
相談者さんは、4つの質問をしているのですが、
①LとS、どちらで働くか、どういう風に決まるのか?
②トレーニングはどのようなことを?
③途中で配属が変わることがある?
④機械に強くなくてもアトラクションは通用する?
おおお!
これぞ僕の出番じゃないかぁっ!(というほどでもないか)
キャストになりたい人にとって、永遠になくなることのない疑問ですよね。
結論をいうと、希望の仕事につくことは100%可能とは言えない。
100%不可能とも言えない。
じゃないですかね。
って、答えになってないやんけ〜(笑)
ですよねぇ。
希望の職場に入ることができるのか?
こういった問いに対し、答えはいつも「ノー」でした。
仕方がないです。希望者が多い中で誰もが好きな職場を選んでも、全員が行けるわけがありません。
みんなで野球をやる時、全員がピッチャーをやりたいって言っても、無理なわけです。
ただ。
いつも思うのは、期待を持たせるのはよくないと言うけど、全然持たせないのもどうかと思います。
だって、希望は叶わないから何も期待するな、と言われて仕事をするとしたら、それは機械になれと言われてるのも同じ。
何も希望を抱くな、願いが叶うなんて期待するな、ってこと?
ディズニーでは、夢が叶うのはオンステージの中だけです。
しかし。
しかしですよ。希望は安易に捨ててはいけないと思うのです。
それは無理と言いつつも、ただ不可能です、の一言で片付けるわけには行かないぜ。
僕ならどう答えるか。
さあ、さっそく行ってみますか〜!
いってらっしゃーーーー
い♪
目次
最も深い悩みは、希望する職種・部署へ行けるか、だが・・・
僕なら、上の質問はこう答えるかな。
①LとS、どちらかなんて全く予想がつきません…
というより、相対じゃないですかね。(謎はのちほど…)
②アトラクションキャストは…部署(ロケーション)によりますね。
一言で言えるか〜! ま、色々やります。
③途中で部署が変わる…ありますよ。
異動と、クロスがあります。異動は完全に移籍します。1年以上勤務していれば、可能性はあります。クロスは一時的に他で勤務するので、一定期間が過ぎれば戻ります。
④全然OKです!
機械操作はありますが、ぶっちゃけ子供でもできるレベルです。
どこのアトラクションでもこれは変わらない。
ただし、何かをしながら操作するところが多いので、器用さがあると、なおよしですね。
超いい加減……。
ま、②〜④はこのブログを読めばどこかに書いてあるぞ。
あ、トレーニングに関しては、今後書ける部分だけ書きますよん。
でもね、トレーニングは正直、完全に白紙の状態で臨むのがベストだと思います。
余計なことは知らない方がいいと思う。
今年の夏季はフードキャストのみの採用
前にも触れたかもだけど、TDRは季節の節目に大量の人員不足を補うため、サテライトを行っていました。
サテライトとは何か?
大きな会場を借り切って、そこで面接官と話し合って採用を決定する、オリエンタルランド社の採用イベントです。
時期は、春、夏、秋に実施します。
昨年以来、コロナの影響で実施されていないようですね。落ち着いたら再開されることでしょう。
まあ、ここまでは興味のある方はご存知ですよね。
ここから先は、僕の体験やサテライトを受けて入ってきた後輩たちの話から推測してみました。
アトラクションとかショップとか、そう言った粗さです。
お、キャスティングセンターのサイトがあるぞ。ちょっと拝見しましょうか。
おー、今年の夏季の募集が掲載されていますね。
フード部オンリーですか。
やっぱ今は人、あまり要らないってことですね。
うおお、下のページに全部書いてあった(笑)
これはサテライトではなく、本社のキャスティングセンターで受ける際の流れですね。
コロナ禍が収束するまでは、サテライトはないでしょう。
なので、サテライトの話はやめます(笑)
★
しかーし!
ここで終わったら、わざわざ僕が書いた意味がないぜ!
ここでぶっちゃけ話をしましょうか(笑)
キャスト募集に応募してくる方達は、誰もがある種の期待を持ってやってくるわけです。
キャストになりたい方は、みんなそうですよね?
でも、職種は限られている。全員に希望の部署を割り当てるわけにはいかないです。じゃあどうするのか?
全員平等に、お断りする?
うーん、それも違うような気がします。せっかくやる気に満ちて面接を受けに来る人達へ、あんた達の望みは絶対叶えないからな、覚悟しとけよ! と言うのは、正直「らしくない」んですよ。
少なくとも、やる気を削ぐだけの、ネガティブな採用方法を何の疑問もなく続けていられるほど、人材募集に余裕があるとは思えないんですね。
コロナ前は、随時募集をかけていたし、傍で見ていて、相当人集めに苦労しているんだろうな、と感じていました。
下で触れますが、キャスティングスカウト制度なんて方法を行うのは、その表れです。
今どきバイト募集なんてどこでもやってるし、今の世の中、仕事もたくさんある。
人を選ぶのは、結局は人です。面接官です。
彼らだって人間ですので、希望を抱いてやってくる人達を無下にはできないかなと。
だから、できれば望む職場へ入れてあげたい。
その気持ちは決してゼロではないと思います。
断言はできませんが、これから面接に行く人へアドバイスをするとすれば。
やっぱりアピールはしておいた方がいいです。
あまり強烈なのはどうかと思いますが、少なくとも、希望があることだけは伝えておきましょうね。
ひょっとしたら、なぜそれをやりたいの? と聞かれるかもしれません。
あなたは、それにちゃんと答えられますか?
憧れだけでない、正当な理由を用意できていますか?
希望の部署に入れるかは、どのくらい人数が足りないかによる
気になるのは、
「面接官はどうやってその人に勤務する部署を割り振るのか?」
ですよね。
まず前提として、各部署が、何名採用するのか、が重要です。
だって、募集していなかったら、そもそも入れませんからね。
自分の希望する部署が、どれだけ採用するか?
そんなの、関係者以外、誰も知りません。
部署によって違います。しかも毎年違う。今どれだけ人が足りてないかですから。
退職する人が多ければ、その分人を入れないといけません。
逆に、退職者が少なかったら新たに入れる必要はないですよね。
ちなみに、僕がいたスプラッシュ・マウンテンだと、最も新人さんを入れるのは春。
多い年は、30名を超える新人さんが入ってきます。
でも、少ない年は5〜6名しか来ません。
どうやって新人さんの人数を決めるかって?
まず、今現在(大体年末〜年明けくらい)、どのくらい不足しているか? です。
どのくらい人員が不足しているか。
アトラクションだと、これを一番知っているのは、スケジューラーと呼ばれる人です。
(スケジューラーは、運営部特有の担当かもしれません。どこの部署にもいるわけではないようです)
シフトを作成する際に、穴埋めが難しい日が発生したりするのですね。
スケジューラーは、退職者が続出すると、シフトの穴埋めをするのが難しくなります。
そこで、リードに今◯名足りないよ〜、と伝えます。
このままだと春休みの時期に全然足りなくなるよ、と。
しかも、春というのは、学生さんが卒業する季節。3月にごそっと退職するんです。
予定だと10名以上辞める。元々何名足りないんだから、最低でも20名は必要だね、と。
で、リードは不足するであろう人数分、募集をかけるわけです。
退職者の中にトレーナーが複数名いたりすると、教える人もいないという地獄が待っています(笑)
まあこんな感じで、募集がかかります。
自然に考えれば、不足している部署は多めに募集するし、足りている部署はあまり新人さんを入れないのです。
だから、希望の部署に入れるかは、運であり、タイミング次第なんですよ。
これが非常に残酷な理由です。
自分がやりたい仕事の部署が、人あまりだと募集をかけないこともありますからね…
外の人間には、絶対分からないです。
キャスティングスカウト制度は頼りになるか、全く分からない
さっきのサイトを見ていたら。
今は、こんな制度があるんですね。
これを読むと、
キャスティングスカウト制度
ディズニーキャストの友達や知人がいる方は、ぜひ「キャスティングスカウトって何?」と声をかけてみてください。職場の雰囲気やお仕事についてお話が聞けるとより安心して応募できるかもしれませんね。
さらにキャスティングスカウトで紹介され、ご入社されますと、紹介した方、された方に特典をご用意しています。
一本釣りで人材獲得する手段があるようですねー。
面接に行かなくてもキャストになれる?
おそらく。
面接なしに採用されるわけではないと思います。
個別に面接は行うと思われます。
ご家族・お友達に
ディズニーキャストは
いませんか?
って、すごいな。
ご家族に、というのはおそらく兄弟姉妹のことでしょうか。
兄弟でキャストをやっている人って、けっこういました。やっぱり身近な人が働いていると、内情を教えてくれるので入りやすいのがあるんでしょうね。
裏方だと、年配の方も勤務できますから、子供に触発されてご両親も始める、なんてパターンもあります。
これ、希望の部署へ行けるんでしょうか。
何とも言えません。
もし友達がキャストをやっていて、自分もやりたいなら。
有効かも、ですね。
過去の話をすると。
キャストが自分の知り合いを紹介して、入ってきた人って、たまにいたんですよ。
友達がやりたいみたいですけど、入れますか、と責任者に相談してみます。タイミングが合えば、次の募集の時期に入らせてもらえる。同じ部署(アトラクション)か、近隣の別アトラクションへ。
だから、それを制度化したのかもしれません。
問題は、家族や友人が勤務している部署ではないところへ入りたい場合です。
知り合いとは違う部署で働きたいんだけど、この制度は活用できるの……?
これを受けてくれるのか。
これも、上で書いたとおり、
希望部署が人材不足かどうか?
これが最も重要なポイントだと思います。
たまたま紹介してもらったタイミングが、自分が入りたい部署も人が足りず、欲しがっていた。
その時だけ、効果を発揮するんだと、思います。
★
うーん、全然ぶっちゃけていなかったな。
あまり期待を抱かせすぎるのはどうかと思いましたので、ちょっと厳し目なお話にとどめておきました。
あれっ、何か大事な話が抜けてる…
まさか、次回があるのか?
今回はとりあえずこのへんで。
ではみなさん、さようなら〜〜〜〜〜〜
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