一杯の珈琲をめぐる物語・解説

 

このブログで自分は何を表現しようかと思い、脚本を発表してみるのも面白いかと考えました。

ただ、脚本の面白さは、興味がある人にしか分からないのでは、とも思います。たまに大型の書店で、シナリオ集が販売されているのを見かけますが、あまり売れ行きは芳しくないようです。(向田邦子さんみたいな別格は例外ですが)

家の設計図を眺めて楽しいのはオーナーだけ、ってことですね。

ただ、自分がどんな作品を書いているのか、またどんな作風で書くかはさり気なくアピールしておきたいし、していくべきかとも考えますので、とりあえず自作を陳列しておきます。

興味のある方は、暇な時にでも読んでみて下さい。

つまんなくても無料です。失敗したと思って諦めて下さい(笑)

作品紹介

このシリーズは、テーマを「珈琲」に絞って書きました。

珈琲というよりは、カフェ・喫茶店を舞台に繰り広げるストーリーです。人は誰かと交わることで心を揺さぶられる。人がふとカフェへふらりと足を運ぶのは、何か出会いを求めてかもしれません。偶然の出会いをきっかけに揺れ動く人々の機微を、ささやかなストーリーに乗せてお届けします。

第1話:伶美の賭けとタンブラー

珈琲店店主の三上は、ある時訪れた客が語る不幸な身の上話に耳を傾けていた。可哀想に思った三上は、彼女にタンブラーを差し出すのだった。その正体は売れない脚本家・伶美である。ある日、彼女に興味を持った彼は、伶美が出没するカフェを訪れてみることにした……。

 

第2話:カフェイン中毒

カフェ「カフェイン中毒」で開店準備にあくせくする詩野。彼女は二ヶ月前までこの店の存在すら知らなかった。にもかかわらず店長になってしまったのには奇妙な理由が。二ヶ月前、ただカレー店と勘違いしうっかり入店してしまったことからすべてが始まった……。

 

 

 

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