【地に足をつけて羽ばたく】デュアル人生戦略【夢ターン】

夢をイメージした風船の画像

僕が主張するデュアル人生戦略は、いわばマラソンを走るような長期戦略を立てることの必要性を重視しています。

それぞれの節目を【ターン】と称して、各節目の時に、何をすればよいのかを考えてみます。

この発想の発端になった記事はこちら。

おヒマな時にお読み下さいませ。

夢を見ることの大切さ

夢を見る、というととても漠然としています。何となく、子供の頃に思い描いたなりたい職業とか、その後憧れた有名人、メダルを獲得したアスリートや内外で受賞した芸術家や科学者、文学者などになりたい、と思ったかも知れません。

何でもいいんですが、人の心には、常に理想の自分が住んでいると思います。その理想になりたい、実現したらいいなと願う気持ちは誰しもあるのではないでしょうか。

でも、実際には難しい。場合によっては天才じゃないとなれない理想もある。凡人の自分には無理だ、と。

そして挫折や諦めをもって理想を追いかける事業はついえます。もっと現実的な道で生きることを検討する。夢物語は頭の中だけにしよう、と考えて、堅実な生き方へ軌道修正するわけです。

実はこれが一番言いたかったんです。

人は夢を見るときこそ最も充実感を得てモチベーションを得ることができる。未来への希望と期待と行動力に満ちた生き方を始める、最高の瞬間を迎えることができるのです。

誰でも願望があり欲望がありそして希望を持っています。

確信めいた成功を思い描き、理想の自分を現実のものとするためなら何でもやってやるぞ、と意気込んでいることでしょう。
それが最高の状態であり、あなたを動かす動力源です。

夢を見てハイテンションになっている状態は非常に楽観的な気分なので、この先待ち受けている高い障壁のことなどこれっぽっちも考えていないでしょう。

慎重な人なら、心の片隅で「どうせ無理なんじゃないか?」と懸念しているかもしれません。

でも、それでいいんです。
これからあなたを待ち受けているのは、喜びばかりではなく「現実の厳しさ」ですから。

夢を見ることはある種の人にとって、とても簡単な作業です。自分の欲望をただ想像するだけで設定完了します。

でもちょっと待って!

それだけではまだ不十分です。とても大事な設定がされていないのです。

えっ、夢なら描いてますよ、私は何々になりたいという夢があります、という方、少なくないと思います。

でもそれでは不完全です。

目標を決めてがむしゃらに突き進む。結構なことです。

しかし、これだけでは正確に狙いを定めていることにはなりません。
相当に曖昧な狙い方なので、おそらく遠くない未来に目標を見失ってしまうでしょう。

なぜそう言えるのか。

精密さが欠けているためです。

ほとんどの人は、パッと閃いた願望や願い事を膨らませて明確な自分の理想とします。

強く望み、実現に向けて努力します。
その先に待ち受けるいくつもの試練を乗り越えて現実のものとするまでに、例えようのない苦しみや困難、障壁が現れます。

それらにどう対抗し、克服し、理想の地へ辿り着くか。

途中待ち受ける困難を乗り越えることができずに停滞するかもしれないし、自身のモチベーションが失われる恐れもあります。

それを回避するために必須なのが精密な目標設定です。
より具体的な目標があれば、揺らぐことなしに真っ直ぐ狙いをつけることができるのです。

夢や理想を追うためには、まず極端に小さな第一歩を始めよう

これから自分の理想に向かうための、最初に始める第一歩。

自分を激烈に追い立てるモチベーションは、そうそう湧き出るものではありません。
むしろ、激しい願望がある人は、より天才に近い人です。そのまま突っ走っていくことをオススメします。

そうでない人。行動力がいまいち足りない人。それはあなたが冷静に判断できている証拠です。決して悪いことではありません。

ただ、天才度が足らないだけのこと。

天才以外の凡人が夢や理想を手元に手繰り寄せる技術が、デュアル人生戦略なのですから。

そこで、重要なのが第一歩です。第一歩は、できる限り小さな一歩で始めて下さい。

そう、マイクロステップです。

たった一ミリでいい。前に進むことの重要さを噛み締めて下さい。

遠慮がちでいい。おそるおそるでいい。自分でも気付かないくらいの細やかさでいい。ほんのかすかな前進でいいのです。

それが、【夢ターン】のはじまりです。

これは本格的に始める前のウォーミングアップのようなものだと考えて下さい。
本気を出してはいないけど、とても重要な作業です。

ここから続けて『本気予定表』を作成しても構いませんが、ほとんどの方はイメージが浅いので失敗する確率が高い。
それなら走り出しはのんびりで構わないので、歩き出すことに焦点を当ててほしい。

準備運動から始めましょう。

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