第20回「テレビ朝日新人シナリオ大賞」2019対策講座【最終選考を目指せ】

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そろそろテレ朝の準備を始めないと……と焦っているみなさん、こんにちは。

今年のテレ朝コンクールのテーマがすでに発表されていますね。

(1)テレビドラマ部門 「サスペンス」
(2)配信ドラマ部門 「25才」

テレビドラマ部門は、もう隠そうともしない。
いわゆるテレ朝ドラマの売れっ子枠、「相棒」や「刑事七人」シリーズなどを放送する水9枠をバリバリ書いてくれる人材を探しているということですね。

局サイドの必死さが伝わってきます。人材不足なのでしょう。かつて数々の名作を生み出した古沢良太さんも相棒シリーズからは離れているし、輿水さんを除けば専属ライターさんもどんどん入れ替わっているわけで、刑事モノを書ける人材はいくらでもほしいところでしょうね。

これからこのコンクールに挑戦する方は、応募規定をしっかりチェックしておきましょう!

参考 第20回「テレビ朝日新人シナリオ大賞」開催についてtv asahi GO

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応募締め切りがWEB応募の方が9時間早い点に注意!

締め切りが2019年11月18日ですが、WEB応募と郵送の応募で締め切りが異なっています!

WEBでのご応募   2019年11月18日(月) 15時00分まで
郵送でのご応募  2019年11月18日(月) 当日消印有効

これはびっくりですね。
ネットからの応募の方がちょっとだけ早く締め切るということです。郵送なら、郵便局で当日消印で処理してもらえれば間に合うのに……注意が必要です。

より正確に言うと、11月18日15時00分59秒まで受付可能ということですね。

WEB経由で応募する方は、ギリギリまで時間を測って作品制作を行いましょう。決してギリギリに応募していいというわけじゃないですからね。(と自分にも言い聞かせるつもりで)

しかし。

なぜなんでしょうか?

まあ局の都合だから、としか言えませんが、ひょっとしたら、

WEB応募の方がギリギリ23時59分まで応募できて有利で、郵送派の人が不利だから

とかじゃありませんよね?(笑)

郵送なら0時まで窓口が開いている郵便局もありますからね。
そんなわけはないでしょう。

全く意味不明です。

単なる事務処理方の一方的な都合だと思いますが。

うーん、ここを追求したい。なぜだ……?

 

テレ朝のコンクールでは、何を狙えばいいのか?

コンクール攻略には、整然とした戦略が必要です。ただ面白いシナリオを書けばいい時代は終わりました。

といっても、じゃあどうすりゃいいんじゃいい、と思うでしょうね。
たびたび指摘されることですが、コンクールは水ものです。
技術的に合格水準に達していても審査員の気まぐれで左右されてしまいます。

つまり受賞するには、何度も出す。

これしかないのです。そして当たりが出るのを、どこかで誰かが見出してくれるのを辛抱強く待ち構える。プロは、書くのではなく書き続けるのが仕事ですから。
(それができないのが、僕の敗因でもありますが汗)

と、前回は書きました。そしてもう一つ。

大賞も佳作も、ほぼ同じ評価

ということ。
大賞であろうと佳作であろうと、選ばれれば主催者側から見ればほぼ同じと言っていい。

賞金だけを狙う方は賛同しかねるでしょうが、本気でプロを目指すなら、この考えは頭のどこかに留めておいて下さい。

コンクールは賞金を獲得するのが目的ではありません。プロの人たちに存在を知ってもらうため、自分を見出してもらうために応募するのです。

それに、大賞より佳作で留まった方が逆に後から伸びます。大賞を取れなかった悔しさは、あなたが今後プロになれたとして、その後ピンチに陥った時に助けになるでしょう。

つまり、コンクールの目的は何が何でも「最終選考に残ること」です。ここに到達しないと自分を見つけてもらえません。
関係者に気づかれなかったら、仕事を依頼されることは絶対ありえないです。

最大の問題は、どうしたら最終選考まで勝ち抜けるか、ですね。

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基本をきちんと押さえる

シナリオの審査には様々な要素がありますが、選ばれる作品には共通点があるようです。それは基本ができているということ。
基本とは、シナリオの基本的書法だったり典型的な表現が無難にこなせていること。

近年のコンクールは応募作がレベルの高い作品が多数応募されているといいます。ただ書いただけではなかなか目立ちません。注目を集めないと突き抜けることはないでしょう。技術力だけでは評価されにくい時代になりました。

審査員が全てを決める面白さ

このコンクールをご存知の方は説明の必要もありませんが、最終選考を井上由美子、岡田惠和、両沢和幸のお三方が行います。

そして毎年の審査評が月間ドラマ誌に掲載されます。

読めば分かりますが、彼らの意向が非常に重視されています。彼らが実質的に大賞や佳作を最終決定します。

これは何を意味するのか。

お三方の各々が最終候補の作品を読みこなし、自身の審査結果を持ち寄った上で、最後に3名で確定させるわけですが。

この方式の特徴であり功罪が見えてきます。

この方式は、大差がつけば鉄板の結果になります。

ところが僅差の争いだった場合、その場の流れで逆転する可能性があるのです。

過去の座談会の模様を読んでみると、一人で読んだ時はこの作品に大賞をあげようと思っていたが、今話し合っているうちにあの作品も悪くないと思えてきた、と言ったような発言がありました。

圧倒的に優れた作品があった際は覆すのが難しい。3名とも同じ作品に票を入れるでしょう。しかし僅差の出来の作品が並ぶと、何か特別な要素、セリフが光っていたとか他と比べて個性が際立っていた、似たような作品が多い中違うジャンルに挑み目立っていた、などで特別加点がされ、大賞に躍り出ることもあります。

つまり、審査は正確にあらゆる要素において優れた作品を選ぶつもりでも、最後に強い印象を与えたものが審査員の心象に訴えかけ、逆転することが少なくない。逆に技術的に優れてたりアイデアがとても素晴らしくても、別の要素によって逆転されてしまうことは珍しくないのです。

従って最終選考に残った後は、運が左右する局面が往々にして見られる。
これが「最終に残ればあとはほぼ同じ」の理由です。

この方式は、際立つ個性を持った人がいるとそのまま突き抜けて「一発芸」的にあれよあれよと担ぎ上げられてしまう場合もあります。

一方で、別の年や他のコンクールだったら大賞を獲得できていたかもしれない作品が佳作に甘んじてしまうことだってあるわけです。

これはこのコンクールの特徴なので、諦めるしかありません。完璧な公平性など、コンクールにはないのですから。

だからこそ主査者側は、最終選考に残った者はみんな同じと考えて、勉強会に参加させて不足した部分を補い、プロの現場に通用する人材へ育てるのですね。

まとめると、

コンクールの審査はプロになれる人材を見出すのが目的で、勉強会はその中から実際に現場で通用する人を見つける(実力を引き上げてあげる)機会

ということ。
だからこそ、最終選考に残ることを最優先目標に定めて応募すべきなのです。

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コンクールを受賞するために必ず守るべきルールとは?

では、テレ朝で通用する、選ばれるためには何をすべきか。また応募作品を書く上で何をすればよいのか?

  • 基本的なマナー、作法がなっている
  • 起承転結がきちんとできている
  • 題材選びが今の時代を考慮している
  • 人物造形ができている
  • 主人公が常に物語の中心にいる
  • セリフが会話になっている

ごくごく基本的な作法を身につけていてそれを正しく実践していればかなり射程距離圏内に近づけることでしょう。

まあ、それが一筋縄では行かないからみんな苦労しているのですが。

 

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