最近iPhoneXを買いました。
まだレビューしてなかった……のちほど使い勝手をご報告します。
そのおかげで周辺機器も専用の品を揃えようという気になって来て、まず購入を検討したのが充電器。
iPhoneXはケーブルを直接差さなくても充電できる「Qi (チー:ワイヤレス給電)」という規格を採用しています。
ワイヤレス充電器なら、ケーブルをつながずにただ置くだけで充電が可能です。
これ、めっちゃ便利ですよ! いやマジで。
で、早速使ってみたので感想を。
Contents
ワイヤレス充電器の最大のメリットは、素早く充電できて素早く充電を中止できること
Qi対応機器はまだ少ないため、対応しているか確認が必要
当たり前ですが、ワイヤレス充電に対応したスマホ等でないと使えません。
こちらで確認を。
参考 Qi (ワイヤレス給電)・対応機種WikipediaiPhoneだと現在は、iPhone XS / XS Max / XR / X / 8 / 8 Plus が対応しています。
SamsungのギャラクシーならGalaxy S10 / S10+ / S9 / S9+ です。
スマホだけでなくAirPodsも充電できる
スマホ以外では、AppleのAirPodsなら給電できるみたいですね。
よくApple信者のみなさんが耳うどんって呼んでるアレ。
ちなみに僕は耳うどんは使ってません。
丸亀製麺は好きだけど。
このうどんは気に食わんw
ただ、AirPodsを使う人なら、ワイヤレス充電器対応です。その際は、スタンド型より以下で紹介するパッド型に乗せる方が使いやすいです。
おおっと、ついにAirPodsにもノイキャン対応タイプが発売されましたね。
これは……!
正直、使ってみたい……。
もしこいつを手に入れたらパッド型の充電器も欲しいかも……(笑)
ちなみに、Amazonで見たんですが、
やっぱり入荷時期は未定ですね。ですよねー。
Appleの公式サイトでも入荷待ち状態ですからね。
一応、見てみましょう。公式サイトを覗いてみたら……
11月29日現在、公式サイトの注文ページを見たら、何と、お届け日が12/31だって!
今購入しても、届くのが大晦日とは……(泣)
大人気ですねぇ〜。
形状はバッド型とスタンド型がある
色々探すと、大きく分けて2種類の形があります。
パッド型
・真っ平ら
・上にそのまんま乗せて充電する
・置く場所が広い
こういうタイプですね。
とにかく置けばいい。あとは勝手に充電してくれる。
で、上で紹介したワイヤレスイヤホンなどでワイヤレス充電対応であれば、パッド型がそのままポンと置いて充電できますね。
でも、こっちの方がもっと便利じゃい。
スタンド型
・縦置きスタイル
・斜めに立てかけて充電する
・置く場所が狭い
今回買ったのが、これ。
おっと、こんなのもありました。
こちらは「QC3.0急速充電専用アダプター」が同梱されているタイプで、僕が買ったのがアダプターなしのタイプのようです。
うむむ、あった方がよかった?
でも別になくても変わりなさそうだし、僕が買ったアダプターなしのタイプは現在平常時の価格が1,980円。
アダプター同梱タイプが2,680円。
差額の700円がアダプターの価格ですね。700円出してもあった方がいいか? 微妙なところですね。
今回僕が買ったのはスタンド型です。
なぜスタンド型にしたかというと、これこそが一番の理由なんですが、使い勝手が超便利なんですよ!
これが目的でiPhoneXに機種変したと言ってもいいくらい。
それは、
「すぐ充電できてすぐ取り上げて使える」
ってことなんですよ!
これがとにかくめっちゃ便利!
どういうことか。
つまり、今充電したいな、と思ったときにまずスタンドに置く。
すると、斜めに置くのでディスプレイ画面が見えます。ちょっと離れていても見える。通知が来た際にも、離れていても画面が見えるので分かります。
パッド型は置きやすいけど、天井を向けて置くので画面は近くにいないと見えない(見にくい)。
すると、通知が来たときに気が付きにくい。
いや、近くにいればいいじゃんって?
でもそれができないときって、けっこうあるでしょ。
そしてもう一つ。
充電を始めたのはいいけど、すぐに使いたい時がある。
ケーブルを差して5秒後とかに、あっあれ見なきゃ、と思ってすぐさま取り上げるとか。
まあ近くにいればケーブルを差したままで使えばいいじゃん、なんですが。
室内で、そのままその場を離れて歩いて移動するとか、できないでしょ。
でもワイヤレスなら、それができるんです。
サッと置いて、サッと取り上げて使える。
そして、用が済んだら充電器に乗せる。即充電開始。
パッド型だと画面がちょっと見にくいのでスタンド型で。
スタンド型ワイヤレス充電器のデメリット
どんな商品にもデメリットはあるので、知っておきましょう。
充電に時間がかかる
最も充電スピードが速いのはやっぱりケーブルを直接差す方法です。これだけは致し方ないと思って下さい。
そもそもワイヤレス給電は、充電器側のコイルとスマホ側のコイルが共鳴して充電する仕組み。
でも内蔵バッテリーに直接電流を流し込むケーブル式の方が有利なのは当然です。
どのくらいスピードが違うかは、追って確認します。
分厚いカバーやリングを使っているとできない
中にはめっちゃ分厚いカバーを使ってる人や、背面にスマホリングをつけている方もいるでしょう。
ワイヤレス充電器は、充電面とスマホの背面をピタッとつけないと給電できません。
厚み(約5ミリ以上)のあるカバーをつけていたり、スマホリングが邪魔をしてピッタリつけられないと、充電ができませんのでご注意を。
画面を伏せているとできない
それならスマホをひっくり返して、ディスプレイ側をつければいいんじゃない、って思った?
考えがあまーい!
そっちはダメぇ〜。
ムリっす。画面の方はワイヤレス充電装置が届きません。
対応機器が少ない
Qi規格自体は数年前にできたものだけど、実際に対応している機器は一部の高額スマホに限られます。
iPhoneとかGalaxyとか。
日本のメーカーの機種でも対応機器は増えてきましたが、まだまだお値段の高い機種ばかり。
もっとお手軽価格のスマホにも普及すればいいんですが……。
あと、ワイヤレス充電器の中には10W/7.5W/5W対応、と記載されているものがあります。
Galaxyシリーズは10Wで給電が可能らしいのですが、iPhoneXは7.5Wです。
もちろんW数が高いと充電速度が速い(らしい)。
iPhoneは7.5Wが仕様なのです。
Appleってこういう電力系の規格にはけっこううるさい。
それは以前、iPhoneのバッテリーが爆発して怪我人を出したりした事件があったせいなんですよね。
かなり批判もされたし。
だからいくら高性能にしたいからといって、安易にスペックを上げることはしないのかもしれません。
Samsungはその点、けっこう攻撃的だなーと思う。
技術的に可能と分かったら、すぐ搭載する。
中国メーカーもそうですね。
やったもん勝ちの世界。
NANAMI Qi充電器の画像
とりあえず見てみましょうか。
NANAMIっていうブランドなんですが。
一見日本のメーカーかな?と思ったんですが違うようです。
公式サイトを探してみましたが見つからない。中国のメーカーらしいです。
付属の充電ケーブルと。
ケーブルのコネクタはUSB2.0 Aオス-マイクロB。長さは約1メートルありました。
台座の底面。
逆さまに撮ってしまったので、画像をひっくり返してみました。
僕のiPhone Xを乗せてみました。
サイズ的にはピッタリすぎて、逆に落ちそうなくらい。これ、後ろから見ないと分かりませんが、iPhoneXの頭が約1センチ飛び出ています。つまり斜めの立てかける面よりiPhoneXの方が大きいのです。
乗せる時は、バランスを崩さないようキッチリ乗せる必要がありますね。
スマホの扱いが普段から粗雑な方は、落とさないよう注意した方がいいかもです。
おまけの取説、しおり(?)、カード。
ここらへんはまあ「お買い上げありがとうカード」的なおまけですね。Ankerもそうですが、こういうのを入れるのって、何となく似たような文化なんでしょうか。
充電スピードを計測してみた
急速充電器というくらいなので、実際にどのくらい急速なのか気になりますよね。
実際に測ってみました。
ちょっと中途半端ですが、バッテリー残量17%の時にスタンドに乗せてみました。
表にまとめてみます。
時刻 | 経過時間 | % | %増加分 |
12:25 | 0分 | 17 | 0 |
12:35 | 10分 | 30 | 13 |
12:55 | 30分 | 55 | 38 |
13:00 | 35分 | 61 | 44 |
13:05 | 40分 | 65 | 48 |
13:15 | 50分 | 73 | 56 |
13:25 | 60分 | 79 | 62 |
13:35 | 70分 | 85 | 68 |
13:45 | 80分 | 89 | 72 |
うーん……ものすごく早い、というわけではありませんね……。
計測の仕方がまずかったかな?
1分につき1%だったら、正直速い感じがしませんね……。
また今度、計測し直してみようかなと思っています。
着脱完全フリーな充電環境は、知ってしまうと二度と手放せない
今までは当たり前のように行っていた、ケーブルをiPhoneのお尻に差す行為。
ケーブルを差すのがだんだん面倒に感じて来まして。大した手間じゃないけど一度面倒と感じると、より便利な方向へ向かいたくなるのは自然なこと。
ただ充電器に乗せるだけだと着脱作業がほぼなく、充電を始めてすぐに使いたい時パッと取り上げればフリーで使えるし、そのまま室内を移動できる。用が済んだらまた、スタンドに置けばいい。
ケーブル接続だとすぐ使う時も、わざわざ一旦ケーブルを外して使用し、終わったらまたつなぎ直す。一動作ごとに手間をかける必要が生じます。これが地味に面倒。
充電スペースから取り上げる取り回しに関しては、平置き型も、スタンド型もほぼ同じ、どちらが取り上げやすいという優位性はないですね。
すぐ置いて、使ってまた置いて。そんな機敏な動きがパッパッとできる。これはありがたいなと感じたら。充電ケーブルをつないでいるとそういう細かな動きを邪魔されないのは本当に嬉しいし、使っていて大きなメリットと言える。
デメリットまでは行かないけど。
スタンド型は置く場所が広くないので、しっかりとスタンドの斜め部分に置かないと、ポロっと落ちてしまうかもしれないので注意が必要かも。
一方で、パッド型は面積がある程度広いため、置く位置に気を使わなくても平気ですね。
少しくらいズレても問題なし。
充電時に頻繁に使う方はスタンド型、そうでない人はパッド型、と使い分けるのがいいですね。両方あればベストかな。
どちらがいいかは使い方次第ですね。
ワイヤレス充電の不利な点として、直接ケーブル接続よりフル充電までの時間がかかる、という点があります。
これは仕方ないので我慢しましょう。と言っても上で挙げた通り、取り扱いの便利さを考えればそこまで長時間かかるわけではないし、ちょっと余裕を持って充電しておけば何の問題もないと思われます。
至急で充電したいならモバイルバッテリーを用意しておくと完璧でしょう!
対応スマホをお持ちなら、絶対使ってみた方がいいですよ。
今なら、2000円も出せば手に入るんだから。
少しでも生活を効率化して、充実したスマホライフを送りましょうぜよ!