ヤングシナリオ大賞の反省会を行うと同時に、次回に活かす

シナリオコンクール受賞を狙うプレイヤー

シナリオライター志望のみなさん、ヤングシナリオ大賞、応募しましたか?

僕はもちろん応募しましたよ。仕事の都合上、締め切り最終日はほぼ書けないので、その前日、2/27に本文、あらすじ、人物表を作成し、日付は最終日になりましたが、夜中の3時過ぎに応募完了。

以前応募した際も気づいたのですが、あらすじを本文のWordファイル上に入れようとしたのですが、あらすじは応募画面にあるフォームへ入力する方式なのですね。通常のコンクールの原稿郵送方式だと、ほとんどは本文の前にあらすじのページを差し込みますから、勝手が違いました。
慌てて本文の前に貼り付けて慌てて修正するなど。

やはり応募要項はしっかり事前に読まなきゃ、ですね。

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シナリオ反省会は成果と課題の洗い出しのために行う

さて、無事応募完了したら少し休息日を設け、後日一人反省会を行うのが恒例行事です。
と言っても、完成原稿を見返して、「ああ~ミスった~(泣)」とダメ出しして反省するというより、シナリオ作成の成果と未達目標を洗い出すためです。

成果に関しては、今回の応募で自分がどんなポイントで成長したか。必死で書いているとあまり考えないのですが、自分の基準で構わないので、どこが向上したかを挙げてみます。

逆に、至らなかった部分も拾い上げておきます。次回作を書く際に、少しでも問題点をクリアできていれば、それが次回の向上ポイントにつながりますし。
どうしても思い浮かばない場合を除き、作品自体はあまり読み返しません。自分が覚えている中から拾い上げます。

具体的に作品を見返せば、至らぬ部分は必ずあるわけで、それをいちいちピックアップしてガックリしていても、それほど次につながらない、と思います。

日本語を間違えているとか「てにおは」がおかしいとかは作品のクオリティ以前の問題ですから。それをいくら反省しても意味がありません。
技術的な問題点は、執筆回数をこなすうちに、徐々に減っていくはずです。あまり心配することではないでしょう。
ただしあまりにもひどい場合はNGですよ。日本語として成立していないとか、意味が通じないレベルは明らかにダメです。
ストーリー展開が面白くないとか、登場人物の心理の移り変わりが不自然とか、そういった内容こそ反省すべき点です。

でも書いている時に気づけなかったのなら、次回書いている際も気づけないのでは、と思うのです。それは、技術的に未熟だからであり、反省して向上するポイントではないのでは、と。

もちろん作品を読み返すのは大事です。でも、あまり「読み返しすぎる」のも問題かな、と考えています。
何度も何度も読み返すと、自分の感覚がマヒしてしまい、面白いのかつまらないのかがよく分からなくなってくるのです。
時間がたっぷりあれば、数日後に読み返すといいでしょう。ただしこの反省会ではやりません。
ちょっと変なやり方ですかね。

まあ、反省の仕方は人それぞれでいいと思います。

 

シナリオコンクールの受賞作品は遠慮なく批判していい

メジャーなコンクールは、月間ドラマなど雑誌で受賞作品を読むことができます。
作品を応募し、選考が終わると、結果の発表があります。ドラマ誌には審査員の座談会も収録されていますので、内容に目を通します。

受賞作品に対するケチは遠慮なくつけましょう(笑)。

自分が面白いと感じる基準と、審査員が評価した基準は、どう違うのか
これ、非常に大事だと考えています。

大賞を獲った作品だから、これが世間的に面白いとされている作品なのか
これを面白いと思わなくちゃダメなのかな?

なーんて、考えちゃダメですよ。

あなたの感じる面白さと、受賞作品の面白さは違います。絶対に違うんです。
面白いものは面白い。でもつまらないものは、しっかりつまらないと評価する。

コンクール審査員は、制作したい作品や、作家として有望な人の作品を評価します。イコール面白い作品、ではないのです。

コンクールに受賞したい、と考えると、どうしても審査員が評価してくれる作品を書かなきゃ、って思いますよね。それ、テストで良い点を取る受験勉強みたいなものです。でも、コンクールは受験とは違うんです。なぜかというと、絶対的基準の回答がないからです。

一応基準はあるのですが、それはアマチュアである私達にはなかなか理解しづらい部分です。もしそれを完全に理解しているなら、すでにコンクールに受賞しプロになっているはずですから。

自分が感じる面白さは大切にするべきです。その上で、他人が面白いと感じるものへ、自分の評価軸を寄せていく。

自分と他人、双方の面白いと感じる感覚を大切にする。

「こんな作品のどこが大賞なんだ?」この感覚は、大切にしていきましょう。

と同時に、
「こういう面白さもあるのか」
「これを面白い(優秀)と評価する人もいるのか」という、自分とは異なった評価軸を認識するのです。

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シナリオコンクールは応募傾向を読んで応募すること

コンクールはそれぞれ、評価する基準を設けています。

たとえばヤングシナリオ大賞は、未来のドラマ界を背負って立つ才能を発掘する作品。

テレ朝新人シナリオ大賞は、「フレッシュで有能な脚本家の発掘および育成」と「制作現場の活性化と魅力的なコンテンツの提供」を目指しているそうで。

一見シナリオコンクールはどれも、ただ面白い作品を募集しているのではなく、目的があるんですね。

ざっくりと分けると、優秀な作品を求めているコンクールと、優秀な作家を求めているコンクールがあるようです。
どちらも同じに思えますが、ゆくゆくは局のドラマ制作の一翼を担ってもらう人材を見出すという意味では同じなのです。
ただし、評価基軸がコンクールによって異なるわけですね。

それと、コンクールによって募集している作品の傾向が異なります。
純粋なエンタメを求めているフジテレビや、濃厚な人間ドラマに重きをおいているテレ朝など。
当然ですが、各コンクールの評価の傾向を読んで応募することが高評価につながります。
と言っても、最近はその垣根もなくなりつつあり、フジテレビで重厚な人間ドラマ作品が受賞しているケースもありますが。

受賞をガチで狙いに行くなら、そのコンクールが募集している作品の傾向を調べてから応募するといいでしょう。
審査員の気に入る作品を書く訓練は、プロが現場で求められる「企画意図を踏まえた作品作り」をする際に役に立つと思います。

 

反省会は作品完成の最終処理のようなもの

と、考えています。
ただ応募作品を書いて終わり、ではありません。
反省という言葉とは真逆ですが、自分の想定以上に高評価だった時のことも考えておきましょう(笑)。

めっちゃくちゃ評価されて続編を書いてくれ!と頼まれるぐらい大ウケしたらどうしよう、と。
もちろん続編の構想を練ります。
あの主人公がラストシーンの後でどう活躍するか。考えるだけでも面白いと思いませんか?

自分が自信を持って書いたんですから、それぐらい想像する自由がありますからね!

 

実を言うと僕は、昨年のテレ朝シナリオ大賞で、募集傾向を無視した作品を出してしまい、大いに反省しましたよ、ええ。

ただ、逆に全然違う傾向の作品を出すことによって、他の作品とは差別化できたかな、と前向きに考えています。
失敗したからと言って、ただ落ち込んでいても意味がないですし、次に活かすべきはどの点か、と分析することも大事です。

 

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